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Life with Hippo ヒポと色彩りのある暮らし

Life with Hippo ヒポと色彩りのある暮らし

Fashion StylistYuki Owada

ファッションスタイリスト/大和田ゆきさん

ヒポポタマスを愛用する方々のライフスタイルにスポットをあてたインタビュー企画。豊かな暮らしに一歩近づくヒントを発信。

第3回は、ファッションスタイリストとしてCM、広告、雑誌などで幅広く活躍するスタイリストの大和田ゆきさん。ポジティブなマインドで仕事や家事・育児もこなす、そのバイタリティの源はどこなのか。

忙しいながらもやりたいことに全力で取り組む大和田さんの彩りある暮らしぶりを伺った。

大和田さん流・仕事への向き合い方。

ひとつひとつの仕事に
全力で向き合い取り組む姿勢が大切。

もともとファッションが好きだった大和田さんは、スタイリストになる前、ライター・編集として10年務めていた。その後、結婚をし、子供が生まれたタイミングでスタイリストへと転身し今年で17年を迎えた。

「編集の仕事は楽しかったんですが、24時間営業みたいなところもあり…。子供を育てながらと考えたとき、今の仕事のスタイルは難しいと思い、スタイリストをやってみようと思ったんです。もともと編集時代から軽めのスタイリングを組む仕事もしていたので、そこまで苦労はしませんでした。編集時代のつながりでお仕事もいただいていたので、ラッキーだったのかもしれませんね」

5時半に起き、子供のお弁当作りをしたあと、メールチェックや事務作業、家事をしてリースへとまわる。夕方に帰宅をして晩御飯の準備と、多忙な1日をおくる。
<The Row>のショルダーバッグのなかには、携帯と2023年の開運カラー・オレンジのハンカチをいつも忍ばせている。

スタイリストの仕事はお洒落で華やかな世界に見えるが、プレスルームを何件もまわり、リースをした衣装を運ぶ体力勝負な一面もある。これまでフリーランスで仕事をしてきた大和田さんのモットーは「毎回、最大限の力を出して現場に挑むこと。毎回クライアントが違い、その度に新しい体験ができるのがフリーランススタイリストの楽しさです」と語る。

仕事もプライベートも開運へと導くアイテムって?

身の回りのものは
運気とテンションを高めるアイテムを。

仕事において、ゲン担ぎやラッキーアイテムに敏感でいることも大和田さんのこだわりのひとつ。

「初めて出雲大社に行ってお参りした後の仕事運がよかったんです。それからはコロナが流行する前まで毎年出雲大社に行くことが定番に。1人で日帰りなんてときもありました。それと、オニキスやサファイア、ラピスラズリなどのパワーストーンジュエリーもお洒落としてはもちろんですが、色々なパワーをもらうため、毎日身につけています。真面目にハマるっていうわけでもないんですよ、どちらかといえばミーハー的感覚かと思います。ただ言えるのは、自分がポジティブな人間だからということもありますが、これまでいいことしか起こっていないと思います」

20年前から知人の間で話題だった三宿にある山本印店でやっと作ることができた印鑑。これで請求書を作ると運気が上がると言われているため、大切にしたい物のひとつ。
目黒・大鳥神社で毎年買う熊手は、大和田さんのそのときのインスピレーションで選ぶそう。2023年はその場にたった1つしかなかった黒猫の熊手。見た目のキャッチーさもスタイリストならではのチョイス。

撮影の日はThe Rowのトートが定番。バッグのなかには、ヒポポタマスのタオルとルームサンダルを必ず持っていくと言う。「3年前くらい前に初めて商品にふれてから、タオルはわたしの定番。鮮やかなカラーリングは何回洗っても褪せることがないし、丈夫なところがお気に入りです。肌触りも良くて赤ちゃんにもおすすめなので、友だちの出産祝いにプレゼントすることも多いです。ルームシューズはスタジオ撮影のときに持って行くのですが、黒いサンダルが多い中、色が目立つので見つけやすいし、何よりテンション上げて仕事に向き合えるんです。2023年の開運カラーがオレンジなので、それも意識して選びました」

人生を楽しく生きるための心意気とは。

興味があることへの探究心と行動力は
何歳になっても持ち続けたい。

スタイリストとして、母として、多忙な日々を送る大和田さんがいま、プライベートではまっているのが週3日ボクシングジムに通うことだそう。 「今までスポーツとは無縁だったんです。でも、体力勝負の職業なのでこのままではダメだと思い、パーソナルでキックボクシングをはじめたら、まんまとはまっちゃいました。1年くらい通って物足りなくなり、今はプロボクシング協会に所属するボクシングジムに通っています。ヘビーな撮影後こそジムに行ってリフレッシュするのが好きです。愛犬・オスカーとの散歩も1日1回必ずするのが日課で、癒しの時間になっています。もしかしたら今までの人生で1番体力・持久力があるかもしれませんね」

<ルルレモン>のリュックのなかには、黒で統一したmyグローブ、myヘッドガード、ここにもヒポポタマスのフェイスタオルを入れている。
2024年の開運カラーは赤と青ということで、購入予定のバスタオル、フェイスタオル、チーフタオル。
開運カラー赤(MATADOR)の商品一覧はこちら 開運カラー青(BLUE)の商品一覧はこちら

フォトグラファーの旦那さん、中学生と高校生のお子さんをもつ大和田さんの休日は、家族の時間が合うときには温泉に行ったり、それぞれやりたりことがあるときには自分が興味あることに費やしたり、有意義な時間を過ごしている。

「40歳の時、2歳だった下の子を連れてオーストラリアに1年間留学したことがあるんです。そうしようと思ったきっかけは、20代の時に一度ロンドンに留学したのですが当時は遊ぶことが楽しくて英語の勉強をしなかったことを後悔していたんです。もう一度勉強したいと思って行くことを決めました。また、5年前には行きたかった美大に通信で3年通い、コロナ禍に卒業しました。憧れの美大生を味わうことができ、新しいことを学べる楽しさを知りました。いまは修士課程を海外の大学でとりたいと思っているので、時間をみつけて勉強中です。まわりにはおかしいって思われるかもしれませんが、わたしとしては年齢にリミットはないと思って日々生活しているんです。後悔のない人生を生きたいと思っているので、やりたいなと思ったことには仕事と同じくらい全力で向き合います」

話を聞くと、コロナ禍には暇な時間を使ってファイナンシャルプランナーの資格をとったり、英語の勉強の成果を知るためTOEICを受けたり…。聞いているとどこにそんな時間があるのかと思うけれど、楽しげに充実した暮らしぶりを話す大和田さんからは、目に見えない部分で学ぶべきことがたくさんあった。

photo: Kosuke Matsuki
text: Kozue Takenaka

profile

大和田ゆきYuki Owada

1995年にライター、エディターとしてキャリアスタート。2000年ロンドン留学、2006年スタイリスト、ファッションディレクターとしての活動開始。2012年メルボルンRMITcollege(art&disign)にてdiploma取得。現在の仕事内容は雑誌、CM、カタログ、WEB関連に加え、撮影ディレクション、プロップのスタイリングなど。