タオルの取れない黒ずみ 効果的な除去と予防方法

VOL. 046

タオルの取れない黒ずみ
効果的な除去と予防方法

Index

    高温多湿のこの季節「タオルが洗うたびに黒ずんでいく」、「何度洗ってもその黒ずみが取れない」…こういったお悩みを抱えていませんか?

    今回は黒ずみが生じる原因や予防策に加え、タオルの黒ずみを効果的に除去する方法についても詳しくお伝えします。
    タオルを守りながら黒ずみをきれいに落とす方法をご覧ください。

    1.タオルにこびりついた黒ずみ。その原因とは?

    原因①…蓄積された汚れや糸クズ、ホコリ

    タオルを長期間使用していると、洗濯時に完全に落としきれなかった汚れや他の衣類から出る色素や微細な糸クズ、ホコリが少しずつ積み重なっていき黒ずみが生じてしまいます。
    タオルは吸水に特化したその構造上、他の衣類や織物よりも水中の汚れを多くキャッチしやすいのです。

    また柔軟剤の使い過ぎにも注意しましょう。柔軟剤にはタオルをやわらかくする効果がありますが、使いすぎると汚れを寄せ付けやすい状態になってしまうため、黒ずみの原因になるからです。

    柔軟剤は一度使用すると成分がしばらく残るため、毎回使う必要はありません。タオルが硬くなったと感じられた時に適量を守ってお使いいただくのがベストです。

     

    【JOURNAL|タオルの取れない黒ずみ効果的な除去と予防方法】

    原因②…黒カビの発生

    タオルは吸水性が高いものの、素材によっては乾きにくく、湿ったまま放置すると黒カビが発生し、黒ずみの原因となることがあります。
    特に、手を拭く部分やバスタオルの中央が黒ずんでいる場合、カビが生えている可能性が高いです。カビは「約45℃以下の気温」「酸素」「湿度70%以上」「垢や皮脂などの栄養」がそろうと発生しやすく、濡れたタオルをバスルームや洗濯カゴに放置したり、洗濯機に長時間入れたままにすると、すぐに繁殖する恐れがあります。

    2.黒ずみを発生させないためには…

    汚れの蓄積や黒カビの発生を防ぐために以下のポイントが重要です。

    1. こまめな洗濯
    2. 色物とは別で洗うか、洗濯ネットを使用する
    3. たっぷりの水で洗濯する
    4. 柔軟剤や洗剤の使用量を適切にする
    5. 洗濯時の「すすぎ」を2回以上行う
    6. 洗濯後はすぐに乾燥させる(干す)
    7. 洗濯槽をこまめに洗浄する

    縦型洗濯機の場合、水量を調整して衣類がしっかり水に浸かるようにしてください。ドラム式洗濯機では、洗う衣類の量を調整しましょう。 柔軟剤や洗剤を過剰に使用すると、すすぎが不十分になり、タオルに洗剤が残る原因となります。規定の量を守ることで、洗剤をしっかり洗い流し、タオルへの付着を防げます。

    タオルの洗い方については「HIPPO JOURNAL / VOL.043 」にも詳しく掲載されています。ぜひご参考にしてください。

     

    【JOURNAL|タオルの取れない黒ずみ効果的な除去と予防方法】

    3.タオルの黒ずみを取り除く2つの方法

    洗濯機で他の衣類と一緒に洗うだけでは、黒ずみを完全に落とすのは難しいです。特に黒カビは非常にしつこく、奥深くまで根を張って増殖するため、表面を洗うだけでは黒いシミを除去できません。
    そこで、タオルの黒ずみを取り除くための2つの方法を紹介します!

    ①酸素系漂白剤で「つけ置き洗い」
    酸素系漂白剤とは漂白剤の1種で、色柄物にも使用できるうえ除菌・消臭効果もあるのが魅力です。
    代表的なものでは酸素系漂白剤としては、「ワイドハイター」や「オキシクリーン」などが挙げられます。

    [準備するもの]
    タオルが入る大きめの容器や洗面器
    洗濯用洗剤
    酸素系漂白剤

    [浸け置き洗いの手順]
    1. 容器に40〜45℃のぬるま湯を用意する
    2. 洗濯用洗剤と酸素系漂白剤を適量溶かす
    3. タオルを約2〜3時間浸け置きする
    4. 流水でしっかりすすぐ
    5. 通常通り洗濯機で洗う

    ※一度で落ちきらなかった場合は二度繰り返してみるのも効果的です。

    ②頑固な汚れは「煮洗い」

    [準備するもの]
    タオルが入る大きめの鍋
    洗濯用洗剤
    酸素系漂白剤
    菜箸またはトング

    [煮洗いの手順]
    1. 大きめの鍋にタオルが浸かる量の水を入れる
    2. 洗濯用洗剤と酸素系漂白剤を溶かしてから火にかける
    3. 沸騰したらタオルを入れ、弱火で約10分間煮る
    4. 火を止め、湯が冷めたら流水でしっかりすすぐ
    5. その後、通常通り洗濯機で洗う

    この方法は高い洗浄力を持ちますが、繊維へのダメージも大きいため、色落ちが心配なタオルには注意が必要です。煮る時間は「弱火で10分」を守り、菜箸やトングでタオルを回しながら煮るのがポイントです。

     

    【JOURNAL|タオルの取れない黒ずみ効果的な除去と予防方法】

    ①のつけ置き洗いに比べ②の煮洗いはタオルへのダメージが高まりますので、先ずは①だけで対処し、それでも落ちきらない場合は②もお試しいただくといった順番をオススメします。

    また①、②ともに使用する洗濯用洗剤は「洗濯用石けん」または、「洗濯用複合石けん」がオススメです。
    天然油脂由来の石けんは合成洗剤に比べ洗い上がりがしっとりします。今回の黒ずみ除去のように通常より多くかかるタオルへの負担を軽減します。

    洗濯用複合石けん…界面活性剤の総含有重量の70%以上が純石けん分である洗濯用洗剤

    洗濯用複合石けんについては「HIPPO JOURNAL / VOL.048 」にも詳しく掲載されています。ぜひご参考にしてください。

    洗濯用複合石けん:ランドリー ディタージェントはこちら

    4. おわりに

    厄介な黒ずみですが適切な方法でしっかりケアすれば、タオルを清潔に保つことができます。
    今回ご紹介した除去方法や予防策を実践して、大切なタオルを長く使い続けましょう。
    快適なタオルライフをお楽しみください。