VOL. 048

タオルのふわふわを守る
ヒポポタマスが提案する洗剤の新スタンダード

UPDATE

毎日使うタオル。お風呂上がりにふんわり包み込んでくれる、あの感触が好きな方も多いはずです。
しかし、こんな経験はありませんか?
買ったばかりのタオルが、いつの間にかゴワゴワに…
吸水力が落ちて、水分を拭き取りにくい…
使い込むほど手触りが悪くなる…
「そろそろ買い替えかな…?」と思う前に、もしかするとその原因は"洗剤"にあるかもしれません。

タオルをふんわり長持ちさせるためには、「どんな洗剤を使うか」がとても重要です。この課題を解決するために、ヒポポタマスがタオルを中心としたホームリネンのための理想的な洗剤を開発しました。

この新しい洗剤「Hippopotamus LAUNDRY DETERGENT」は、タオルのふわふわ感と吸水力を守りつつ、環境や肌にもやさしいナチュラル洗剤です。この記事では、なぜこの洗剤が生まれたのか、そしてその魅力を詳しく解説していきます。

  1. 上質なタオルをケアするための洗剤とは?
    〜ヒポポタマスが洗剤開発を始めた理由
  2. 洗剤の基礎知識〜石けんと合成洗剤の違いとは?
  3. 理想の洗剤を求めて〜タオルと人に最適な“第3の選択”
  4. タオルを最高の状態に保つために〜ヒポポタマスのこだわり
  5. タオルを愛するすべての人へ
【JOURNAL|上質なタオルをケアするための洗剤とは?】

1. 上質なタオルをケアするための洗剤とは? 〜 ヒポポタマスが洗剤開発を始めた理由

ヒポポタマスのデビュー以来、お客様から「どの洗剤を使うのが良いですか?」という質問をよくいただきます。
上質な衣服や靴を手に入れた時、それをきちんとケアして長く良い状態で使い続けたいと思うのは自然なことです。それはタオルにも言えることで、こだわって選んだタオルを最高の状態で長く使ってもらうためには、洗剤にもこだわる必要があると考えました。

これまでは市販の洗剤をいくつかご紹介していましたが、どれも私たちの求める満足度には達しませんでした。

「ふんわりと仕上がりお肌にも優しいが、扱いが難しい…」

「エコロジーな生産背景を持ち手軽に扱えるが、洗い上がりがイマイチ…」

といった具合にどれも “帯に短かし襷(たすき)に長し” といった結果でした。

「タオルにとって理想的な洗剤がないなら、自分たちで作ろう。」

こうして、ヒポポタマスはタオルを中心としたホームリネンのための新しい洗剤開発をスタートさせました。

【JOURNAL|上質なタオルをケアするための洗剤とは?】

2. 洗剤の基礎知識 〜 石けんと合成洗剤の違いとは?

まずは洗剤の種類について説明します。洗剤には主に石けんと合成洗剤の二つのタイプが存在します。

石けんは植物や動物由来の天然油脂、または脂肪酸を使用して製造される洗浄剤です。 一方、合成洗剤は石油や油脂を基に化学的に合成された洗剤です。

石けんは自然派のイメージが強く、対照的に合成洗剤は化学的な印象を持たれがちなのはこうした原料や製法の違いからくるのかもしれません。

石けんのメリット
・天然由来成分で肌や環境に優しい
・石けんに含まれる天然油脂由来のグリセリンが繊維をやわらかく保つ
・繊維に必要な油分を残し、風合いが長持ちする

石けんのデメリット
・水の硬度や温度に影響されやすく、石けんカスが発生しやすい
・皮脂量に対して石けん量が少ないとしっかり泡立たなくなり洗浄力が不安定になる。
・一部の洗濯機(特にドラム式)では使用が難しいことがある
・一回あたりの洗剤の使用量が多い

合成洗剤のメリット
・洗濯環境に関係なく安定した洗浄力を発揮
・少量で汚れをしっかり落とせる
・泡立ちが少なく、すすぎが簡単

合成洗剤のデメリット
・石油由来の成分であるケースが多く、環境負荷が大きい
・繊維を傷め、タオルの寿命を縮める可能性がある
・柔軟剤を使わないとゴワつきやすい

【JOURNAL|上質なタオルをケアするための洗剤とは?】

3. 理想の洗剤を求めて 〜 タオルと人に最適な“第3の選択”

タオルの洗い上がりのことだけを考えるならば、石けんが最適と言えるかもしれません。ですがこの忙しい現代の生活において、石けんを使いこなすことは中々にハードルが高いと言わざるを得ません。
ヒポポタマスが目指す理想の洗剤はタオルだけでなくそれを使う人にも最適なものでなくてはなりません。

そこで「洗濯用石けん」でも「洗濯用合成洗剤」でもない3番目のタイプ“洗濯用複合石けん”にたどりつきました。

「洗濯用複合石けん」とは、消費者庁の定義において「洗浄成分(界面活性剤)の70%以上が純石けん成分であるもの」とされています。
つまりは石けんの天然由来のやさしさと合成洗剤の高い洗浄力と安定性を融合させ、それぞれのデメリットを補い合うハイブリットな洗剤です。

複合石けんのメリット
−石けんの良さを活かす
・洗浄成分の70%が天然油脂由来の純石けん成分なので、環境負荷が低く生分解性が高い
・柔軟剤なしでもタオルがふんわり仕上がる
・タオルの吸水性を損なわない

−石けんの課題を解決
・洗浄成分の30%に植物由来界面活性剤を配合することで、水の硬度に左右されない安定した洗浄力を発揮
・石けんカスの発生を抑え、黄ばみや洗濯槽の汚れを防ぐ
・すすぎがしやすく、洗濯機(特にドラム式)でも使いやすい。

−合成洗剤の良さを活かす
・洗濯環境の影響を受けない安定した洗浄力を発揮
・少量で汚れをしっかり落とせる
・すすぎが簡単

−合成洗剤の課題を解決
・合成界面活性剤は石油ではなく植物由来(菜種油など)の合成界面活性剤を使用
・植物由来の合成界面活性剤は洗浄成分の30%(全体の約7%)のみの使用

ヒポポタマスの洗濯用複合石けんは純石けんのメリットはそのままに、取り扱いにくさや使用量の多さなどのデメリットを克服した、まさにタオルを洗うためにつくられた洗剤です。

【JOURNAL|上質なタオルをケアするための洗剤とは?】

4. タオルを最高の状態に保つために 〜 ヒポポタマスのこだわり

タオルにとって理想的な洗剤とは何か?そういった視点から生まれたのが、Hippopotamus LAUNDRY DETERGENTです。ここではその主な特長やこだわりのポイントをご紹介していきたいと思います。

無添加・植物由来―肌と環境にやさしい洗剤
洗浄成分の70%(全体の約17%)に天然油脂由来の純石けんを使用し、残りの30%(全体の約7%)には植物性の界面活性剤を配合。石油系成分は一切使用していません。さらに、石油系合成界面活性剤、蛍光増白剤、漂白剤、着色料も不使用で、肌へのやさしさにこだわっています。
そのため、赤ちゃんや敏感肌の方にも安心してお使いいただける、やさしくて環境にも配慮した洗剤です。

タオル本来の吸水力を守るために―風合い加工剤不使用のこだわり
柔軟剤は優れた役割を果たすアイテムです。しかし、適量を守らずに使いすぎると、タオルが本来持つ吸水性が低下し、毛羽落ちの原因にもなります。
最近では「柔軟剤いらず」を謳う洗剤も増えていますが、その中には洗剤自体に風合い加工剤が添加されているものもあり、これは結果として柔軟剤を使用することと同じ問題を引き起こしてしまうケースもあります。

一方で、石けんはもともと油脂を原料としているため、タオルをふんわりと洗い上げつつ、吸水性を損なわないという特長があります。ただし、石けん単体では洗濯時に水質や使用環境によって溶け残りが発生しやすく、洗浄力の安定性に課題があるのも事実です。

そこでヒポポタマスでは、石けんの仕上がりの良さと合成洗剤の洗浄力・安定性を兼ね備えた「洗濯用複合石けん」という選択肢にたどり着きました。これにより風合いを守りながらもしっかりと汚れを落とし、吸水性を損なわない…タオルにとって理想的な洗剤を実現しました。

タオルのやわらかさと風合いを守る石けんの魅力
石けんに含まれる天然油脂由来のグリセリンには、繊維をやわらかく保つ天然の保湿効果があります。洗濯を繰り返しても繊維が硬くなりにくく、タオルをいつまでもふんわりとした質感で使うことができます。また、グリセリンには静電気を抑える作用があり、乾燥する季節でも繊維がまとわりつきにくく、肌触りの良さをキープしてくれるのが特長です。

さらに、石けんは洗浄力がありながらも繊維にとって必要な油分を適度に残すため、タオルの風合いを損なわず長持ちさせます。
これにより洗いたてのタオルがごわつくことなく、使い始めのような心地よさを保つことができます。自然由来の成分でやさしく洗いながら、タオル本来のやわらかさや吸水性を守ることができるのは、石けんならではの魅力です。

汚れを落としつつ繊維を守る―石けんと植物由来界面活性剤の理想的なバランス
石けんは繊維の奥に入り込んだ汚れを優しく浮かせ、再付着を防ぐ働きを持っています。そのため、皮脂や汗などの蓄積しやすい汚れをしっかり落とし、タオルや衣類を清潔に保つことができます。

しかし、石けんは水の硬度や温度の影響を受けやすく、適切に使用しないと洗浄力が低下するという課題があります。そこで植物由来の界面活性剤を配合することでこの弱点を補い、どんな水質の地域でも安定した洗浄力を発揮できるようになりました。

この絶妙な組み合わせにより、汚れをしっかり落としながらも繊維本来の風合いを守り、やさしく洗い上げることができる洗剤が誕生しました。

洗濯時間を心地よく―ヒポポタマスが贈る、3つの特別な香り
ヒポポタマスは、洗濯の時間を心地よくするために香りのテーマと構成にこだわり、3種の香りを開発しました。香りごとに情景が想起されるように、トップノートからラストノートまで丁寧に調香されています。

SPRING IN PARIS(スプリング・イン・パリス)
雨上がりのパリの午後、春の訪れを感じさせる凛とした華やかな香り。
• トップノート:ゼラニウム、ベルガモット、カシス、パチュリ
• ミドルノート:ローズ、フローラル&グリーン系
• ラストノート:ウッディ、ムスク、アンバー(温かみと落ち着き)

【JOURNAL|上質なタオルをケアするための洗剤とは?】

BISCARROSSE(ビスカロス)
フランス南西の海辺、潮風が吹き抜ける爽やかでスパイシーな香り。
• トップノート:潮風、柑橘、ベルガモット、ローズマリー
• ミドルノート:シトラス、ジャスミン
• ラストノート:ウッディ、ムスク

【JOURNAL|上質なタオルをケアするための洗剤とは?】

GOLDEN DAFFODIL(ゴールデン・ダフォディル)
雪解けとともに芽吹く水仙のように、甘く爽やかで温かみのある香り。
• トップノート:フリージア、スズラン、アイリス
• ミドルノート:グリーンアップル、コーヒーシロップ
• ラストノート:ウッディ、ムスク

【JOURNAL|上質なタオルをケアするための洗剤とは?】

香りはほのかに香る程度に調整されており、ルームフレグランスや香水を邪魔しません。
お気に入りの洗剤の香りがふわっと広がると、洗濯の時間が心安らぐ瞬間に変わります。洗い上がった衣類から漂う心地よい香りに包まれるたび、清潔さとともに心まで満たされるような気持ちになるかもしれません。

環境に優しい洗剤―ヒポポタマスの環境配慮への取り組み
ヒポポタマスの洗剤は、環境への配慮を徹底した設計になっています。

・洗剤の主成分を生分解性の高い石けんとし、海洋生物への影響を最小限に
〜排水として流れた石けんは水と二酸化炭素に短期間のうちに分解され、カルシウムやマグネシウムなど水の中に含まれているミネラル分と結びついた石けんカスは、海や川にいる微生物のエサになり、生態系のサイクルを守るため環境を汚すことはありません。

・洗浄力を維持しながらも洗剤の使用量を抑える「複合石けん」を採用
〜洗剤を選ぶ際、洗浄力や使い勝手を優先すると合成洗剤になりがちで、逆に環境配慮を重視すると石けんが主流となります。そこでヒポポタマスは、「洗浄力の確保」と「環境へのやさしさ」の両立を目指し、「洗濯用複合石けん」を採用しました。
ヒポポタマスの洗濯用複合石けんは、洗浄成分の70%に天然油脂由来の石けん成分を使用し、30%に植物由来の界面活性剤を配合した洗剤です。このバランスにより、石けんの優れた生分解性やふんわりとした仕上がりを活かしながら、合成洗剤の安定した洗浄力と少ない使用量で汚れを落とせるメリットを両立しています。

・ボトルには再生PETを採用し資源の有効活用を
〜ヒポポタマスはパッケージのデザインだけではなく、内容にもこだわりました。洗剤ボトルには再生PET(リサイクルペットボトル)を使用し、新たな資源の消費を抑制しています。

【JOURNAL|上質なタオルをケアするための洗剤とは?】

5. タオルを愛するすべての人へ

タオルは毎日使うものだからこそ、できるだけ長く、心地よく使い続けたい。そんな願いを叶えるために、ヒポポタマスは「タオルのための理想的な洗剤」を追求し、現状の中では最適な選択肢にたどり着きました。 この洗剤は、石けんのナチュラルなやさしさと、合成洗剤の安定した洗浄力を兼ね備えたハイブリッド処方。肌や環境にやさしく、タオル本来の吸水性とふんわり感を守りながら、少量でもしっかり汚れを落とすことができます。

「お気に入りのタオルを、ずっと快適に使い続けたい」

そんな思いを持つ方に、Hippopotamus LAUNDRY DETERGENTがぴったりの選択肢になれば幸いです。ぜひ、タオルのふわふわを長持ちさせる新しいスタンダードを取り入れてみませんか?

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