VOL. 018
縁起の良いタオルギフト。
マナーを学んで、より喜ばれる贈り物に。
UPDATE
「ありがとうございます」「お世話になりました」「お元気で」 誕生日はもちろん、お中元やお歳暮、引き出物、引っ越しのご挨拶など、日本には贈りものを用意する機会がたくさんあります。ていねいにつつまれた包装紙をはじめ、のし紙や水引の美しさ。みなさんも思い出深いラッピングやリボンを捨てられずに保存したことが、一度はあることと思います。
一方で贈答なんて面倒で、という声もあります。しかし、そんな方でも旅先では大切な方への手土産を選ぶのではないでしょうか。手土産を親しい人や職場に渡す、これもまた日本独特の慣習。相手を想い、贈るという行為は、長い時間をかけて私たちに無意識に受け継がれてきた素晴らしい文化だと思います。
「起源は歌舞伎役者にあり」
糸と糸を紡ぐタオルは縁を結ぶ贈り物
今も昔も、ギフトの代表格であるタオル。なぜタオルを感謝の印に贈るようになったのか不思議に思われませんか。その起源は江戸時代、歌舞伎役者が贔屓筋(ひいきすじ)に、家紋やトレードマークなどを染めた手拭いを配ったことにはじまります。手ぬぐいは感謝の気持ちを表すとともに、名刺の意味を持つものでもありました。
この習慣が商売を営む人にも広まり、生活習慣が変化するなかで手ぬぐいではなくタオルを贈ることが増えていきました。糸と糸を紡いでつくられるタオルは、縁を結びたい、良い関係を築きたい相手に贈るのに相応しいと喜ばれるようなったのです。
贈るマナーをおさらいし、
ギフトを選ぶお手伝いをします
近年ではパンデミックの影響で、顔を合わすことの叶わない方に「感謝の気持ちを伝えたい」「季節のご挨拶を贈りたい」という声も増えてきました。ヒポポタマスではシーン別のギフトセットをご用意するほか、新たにギフトマナーページを設けました。この機会に改めて贈答マナーについておさらいしてみませんか。
「志は木の葉に包め」ということわざがあるように、贈り物でいちばん大切なのは心がこもっているかどうか。感謝の気持ちを込めれば、自ずとその気持ちは相手に伝わるものです。ヒポポタマスが皆さんのギフト選びをサポートできれば幸いです。